しっかり寝たはずなのに疲れが取れない、朝すっきり起きられない、日中に眠気が襲ってくる——そんな「睡眠の質」の悩みを抱えていませんか。日本人女性、特に40〜50代は、1日の睡眠時間が6時間未満の人が4割以上を占めるとされ、睡眠は多くの女性に共通する健康課題です。
この記事では、厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」をもとに、睡眠の「質」とは何か、今日から実践できる質を高める習慣、寝室環境の整え方、そして受診を考えたい目安までを、わかりやすく総合的にまとめました。個別の睡眠の悩み(眠れない・途中で目が覚める・いびきなど)については、関連記事もあわせて参考にしてください。
※この記事は一般的な健康情報の提供を目的としたもので、診断・治療を目的とするものではありません。睡眠の不調が続く・日常生活に支障がある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
「睡眠の質」とは? 量と質の両方が大切
良い睡眠には、「量(睡眠時間)」と「質(睡眠休養感)」の両方が欠かせません。睡眠休養感とは、「眠ることで休めた」という感覚のこと。長く寝ても休養感が得られなければ、質が十分とはいえません。
厚生労働省の睡眠ガイド2023では、成人は6時間以上を目安に、個人に必要な睡眠時間を確保すること、そして生活習慣や寝室環境を見直して睡眠休養感を高めることが推奨されています。必要な睡眠時間には個人差があり、年齢によっても変化します。「何時間寝るべき」と一律に考えるより、自分が日中すっきり過ごせているかを目安にするとよいでしょう。
睡眠の質を上げる生活習慣
厚生労働省のガイドでは、睡眠の質を高めるための生活習慣がいくつも示されています。一度に全部やろうとせず、できることから取り入れてみてください。
1. 朝に光を浴びる
朝、太陽の光を浴びると体内時計が整い、夜の自然な眠気につながります。起きたらカーテンを開け、光を取り込みましょう。
2. 日中に体を動かす
適度な運動習慣は、睡眠時間を増やし、睡眠の質を高めるとされています。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が適しており、息が弾む程度の中強度がよいとされます。ただし寝る前の激しい運動はかえって目を覚ましてしまうので注意。日中〜夕方までに行うのがおすすめです。
3. 朝食をしっかり、就寝直前の夜食は控える
朝食は体内時計の調整に役立ちます。逆に就寝直前の夜食や間食は体内時計を後退させるため、就寝の2時間前までに食事を終えるのが理想です。
4. カフェイン・アルコール・たばこに注意
カフェインは夕方以降の摂取を控えめに。「寝酒」は寝つきをよくするように感じても、実は睡眠の質を悪化させます。喫煙のニコチンにも覚醒作用があります。
5. 就寝1〜2時間前に入浴して体を温める
就寝の1〜2時間前にぬるめのお湯に入って体を温めると、その後体温が下がるタイミングで眠りに入りやすくなります。
寝室環境を整える|「光・温度・音」の3要素
睡眠の質には、寝室の環境も大きく関わります。厚生労働省のガイドでは、特に「光」「温度」「音」の3つが重要とされています。
- 光:寝室はできるだけ暗く。スマートフォンやタブレットは寝室に持ち込まないのが理想です。寝る前の強い光・ブルーライトは眠りを妨げます。
- 温度:暑すぎず寒すぎない、快適な温度に。季節に応じて寝具や空調で調整しましょう。
- 音:できるだけ静かな環境で。気になる音がある場合は、耳栓や環境音などで工夫するのも一つです。
あわせて、リラックスできる寝衣・寝具を選ぶことも、良い睡眠につながるとされています。自分が心地よいと感じる環境を整えることが、睡眠休養感を高める土台になります。寝具や寝室グッズはあくまで快適な睡眠環境をつくるための補助であり、睡眠の不調そのものを治療・改善するものではありません。生活習慣の見直しを基本としたうえで、心地よく眠るための工夫として取り入れてください。
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心地よく眠るための環境づくりには、自分の体に合った寝具を選ぶことも一つの方法です。体圧分散性や寝心地にこだわって作られた高反発マットレス「ソムレスタ(SOMRESTA)」のような選択肢もあります。寝具は睡眠の不調を治療するものではありませんが、快適な睡眠環境を整える工夫として、買い替えを検討する際の参考にしてみてください。睡眠の不調が続く場合は、寝具で対処しようとせず医療機関にご相談ください。
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運動習慣を続けたい方へ|オンラインヨガという選択肢
睡眠の質を高める習慣のうち、特に効果が期待されるのが「日中の運動」です。とはいえ「運動を始めても続かない」「ジムに通う時間がない」という方も多いもの。そんなときは、自宅で取り組めるオンラインヨガという選択肢があります。日中〜夕方にゆっくり体を動かす習慣づくりのきっかけにしてみてください。
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日中に体を動かす習慣は、睡眠の質を高める助けになるとされています。SOELU(ソエル)なら、自宅にいながらインストラクターのレッスンを受けられ、初心者向けのやさしいプログラムや、リラックス系のレッスンも選べます。なお、寝る前の激しい運動は逆効果になることがあるため、日中〜夕方の時間帯に取り入れるのがおすすめです。体調に不安がある場合は無理をせず、つらい不調が続くときは医療機関にご相談ください。
女性の睡眠は、ホルモンの影響を受けやすい
女性の睡眠は、月経・妊娠・更年期といったライフステージで、ホルモンの影響を受けて変化しやすいことが知られています。生理前に眠くなる、更年期に寝つけない・夜中に目が覚める、といった変化は珍しくありません。「自分の心がけが足りない」のではなく、体の仕組みによる部分が大きいので、自分を責めずに、生活習慣の工夫と、必要なときの受診で対応していきましょう。
こんなときは医療機関へ相談を
睡眠の不調の多くは生活習慣の見直しで改善が期待できますが、なかには治療が必要な睡眠の病気が隠れていることもあります。次のような場合は、医療機関(睡眠外来・内科・心療内科など)に相談してください。
- 生活習慣を整えても、寝つけない・途中で目が覚める状態が続く
- 日中の強い眠気で生活に支障が出ている
- 大きないびき・睡眠中に呼吸が止まると指摘された(睡眠時無呼吸症候群の可能性)
- 気分の落ち込みや不安が強く、眠れない状態が続いている
- 夜間に何度もトイレで目が覚める
睡眠の不調が続くときは、「年齢のせい」「気のせい」と放置せず、一度相談してみることが大切です。背景に病気がある場合は、適切な治療で改善が期待できます。
よくある質問(FAQ)
Q. 睡眠は何時間とるのが正解ですか?
厚生労働省のガイドでは成人は6時間以上が目安とされますが、必要な睡眠時間には個人差があり、年齢でも変化します。「何時間寝たか」より、日中すっきり過ごせているか(睡眠休養感があるか)を目安にするとよいでしょう。
Q. 睡眠サプリやドリンクを飲めば質は上がりますか?
サプリメントなどは栄養を補う目的の食品であり、睡眠の不調を治療・改善する効果が確認されているものではありません。まずは生活習慣と寝室環境を整えることを基本とし、つらい不調が続く場合は、サプリで様子を見るより医療機関への相談を優先してください。持病のある方や薬を服用中の方は、利用前に医師・薬剤師に相談しましょう。
Q. 寝る前にスマホを見るのはやはりよくないですか?
寝室にスマートフォンを持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが良い睡眠につながるとされています。寝る前の強い光は眠りを妨げるため、就寝前はスマホを控えるのがおすすめです。
Q. 昼寝はしてもいいですか?
短い昼寝は日中の眠気の解消に役立つことがありますが、長すぎる昼寝や夕方以降の昼寝は夜の睡眠に影響することがあります。とるなら短時間・午後の早い時間までを目安にするとよいでしょう。
まとめ|睡眠の質は「習慣・環境・相談」で整える
睡眠の質(睡眠休養感)は、毎日の生活習慣と寝室環境の積み重ねで整えていけるものです。今日からできることとして、次を意識してみてください。
- 朝に光を浴び、日中に体を動かし、夜はリラックスして過ごす
- 寝室の「光・温度・音」を整え、心地よい寝具で眠る
- カフェイン・寝酒・就寝前のスマホを控える
- 不調が続くときは、我慢せず医療機関に相談する
眠りは、心と体の健康を支える土台です。完璧を目指さず、できることからひとつずつ、自分に合った睡眠習慣を育てていきましょう。
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この記事について
この記事は、整体・ボディケア分野の知見をもとにBody Reset Lab編集部が作成しています。一般的な健康情報の提供を目的としており、診断・治療に代わるものではありません。睡眠の不調が続く場合や不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
主な参考情報:厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」、厚生労働省 e-ヘルスネットほか


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